ホーム → 大学に関わる情報メモ → 文科省発表の「大学改革プラン」一発勝負の入試はなくなる?(Benesse教育情報サイト)
公開日:2012年8月10日 最終更新日:2013年2月23日
大学改革実行プランとは文部科学省が考えている方針を具体的に説明したもの。入試改革に注目して解説。
大学改革実行プランについて、改めて内容を整理しておきたいと思ったため。自分が読んだときとは違ったまとめ方をしているところがあるかもしれないという期待もありました。
大学改革実行プラン全体の内容を整理した記事ではなく、入試改革に注目して書かれたものでした。受験などの情報を扱うBenesse教育情報サイトヘッドラインに掲載されている記事なので、入試制度に焦点があてられているようです。自分が読んだときは地域との連携の部分が印象的だったので、改めて全体的な内容を整理するきっかけになりました。
- 教育ジャーナリストの渡辺敦司氏による「大学改革実行プラン」の説明
・ 文部科学省が2012年6月5日に発表した
・ 『社会の期待に応える教育改革の推進』を具体化したもの
- 『社会の…』は平野博文文部科学相が国家戦略会議に報告した方針
・ 『大学改革タスクフォース』で検討してきたプラン
- タスクフォースは高井美穂副大臣をトップとした省内幹部らで構成される
・ 提言されていること
- ペーパーテスト偏重による一発試験的入試 ⇒ 多面的・総合的な評価に基づく入試
・ 考えられる例
- 大学入学のための資格試験のようにする
・ 1点刻みではなくレベル型で成績を提供
- 新たな共通テストを開発
・ 思考力・判断力・知識の活用能力などを問う
- 大学グループ別の共同選抜の導入
- 志願者と大学が相互理解を深めるため、時間を掛けた創意工夫ある入試
・ できるものから順次着手すべきとしている
- 今後、夏以降には、中央教育審議会などで、具体的な改革案の検討が予定されている